長いお別れ
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2004年10月16日(土)

なんか、もう疲れちゃったな。
頑張って頑張って薬を飲んだって過去の記憶は消えないんだし。
「なかったこと」にされた事にこだわったって意味ないし。
どんなに待っても謝罪の言葉は聞けないんだし。
私だけが努力して私だけが生き方を変えてそれで終わるんだろうか。
まず自分が変わらなければいうことは頭では理解できる。できるけど。
それで何が解決するの?
私の中の意識が変われば、私の受けた傷もなかったことになるの?
今感じているこの孤独も癒されるの?
私はまだ、世間一般の幸せにしがみつこうとしているんだろうか。
そうなんだろうな。「普通」になりたいんだろう。
外から見れば私は普通だ。痩せ過ぎても太り過ぎてもいないし、顔色もいい。
普通に会話を理解して意見を述べることもできる。
福祉の人にも「あなたは冷静ですね」と言われた。
だけど病気なんだと診断される。どこが悪いのか自分でももうわからなくなってきた。
わかっているのは、薬を飲まなければ一睡もできないということ。
昼間の薬を飲まなければ、奇妙な高揚感かひどい孤独に苛まれるということ。
過去はどこかに仕舞っておけたらいいのに。
過去を否定する事は、自分を否定する事と同じだ。
胸にはいつも嵐。流されていけばいいのに、何もかも。


志乃 |MAIL

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