長いお別れ
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この手足もなにもかもいらないから思考する脳を停止させて下さい。 かすかに光る純情がわずかな光がまだ生きる事に執着させる。 9階なんだから自殺するのも簡単だ。でもできない。 私は弱虫だから。柵に片足をせる事さえできなかった。 弱音ばっかり吐いて。ぶるぶる震えながらつけた傷は朝になったら薄い痕が 残っているだけだった。死にたいなんて言葉の暴力だ。 解っているのに、子供の頃経験したのにね。
もうすぐ冬がやってくる。 暖かくなると怖くなる。 もう一生見ていく景色はこんなに淋しい色をしているのだろうか?
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