長いお別れ
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憎しみっていつかは消えてしまうものなのかな。 もしも消えなかったら私は過去に囚われたまま一生を終える事になる。 憎まれている事も知ってる。お互いがお互いの死を心待ちにしている。 身内なのに。半分とはいえ血が繋がっているのに。私達は憎みあっている。 この憎しみを手放さなければ幸せにはなれないだろう。 私の中ではもう死んだも同然の人だけれど過去の記憶が私を苛む。 こころが蝕まれていくのが解る。踏みにじられた思い出が消えない。 上手な嘘をついて綱渡りのような日々を送る。溜め息をつきながら。
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