長いお別れ
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2007年07月15日(日)

心を治しに病院に通っているのだけれど、いつも理屈ばかり。
頭で理解しても心が追い付かない。傷ついた年数の倍かかっても治らない事もあるらしい。
私は弱いから悔しかった思い出ばかり忘れられないでいる。
思い出の切れ端を大事にとっておいたってそこからは何も生まれないのに。
今はしたいことだけして眠剤で眠って人生をリタイアしたような生活だ。
なのに日々心は壊れはじめている。私を抱き締めてくれるのは私だけ。
人は誰かが隣で眠っているだけで安心するという。ホントかな。
帰る場所がないという事は自由気侭に見えるだろうが淋しいし孤独だ。
他人を安易に信用するな。そう叩き込まれて育った。
あの8年がなかったら私はもう少しだけ違っていたかもしれない。
ここは架空の世界。ネットと言う特殊な世界。その電脳の毛布に包まって今夜も眠る。
私と言う物体、世の中の歯車の一部、でも消えてなくなっても誰も困らない。
できるならあなたを抱き締めたい、そっと。


志乃 |MAIL

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