長いお別れ
DiaryINDEX|past|will
マンションのエレベーターの壁に落書きがしてあった。 黒いマジックで悪意がそこにくっきりと浮かび上がっていた。 本能的に怖くなってスーパーへの行帰りも挙動不審なほど辺りを警戒した。 水もいつもより多く買ってパンも買ってしばらく外へ出なくてもいいように。 住環境が悪すぎる。それもストレスになっているのかもしれない。 あの文章を残した人が住人なのかどうか解らないけれど気味が悪い。 闇に捕まってしまった人なのか。ただ面白半分の落書きなのか。 どうしてこういう事をするんだろう。楽しいのだろうか。 反応を知りたくてその辺をうろつきまわってるかもしれない。それが一番怖い。
|