![]() |
![]() |
程よい軽さの風が窓辺にやってきた 「おはよう♪」と カーテンを揺すっていく 深いねむりのはざまから いま私は蘇る 昨日なにが起こったのか 私の心の変化を その風はみていたのだろうか 優しさとはまた一味ちがう感覚のそれに いったいなにを語らんとするのだ もういちど、まぶたを閉じた 程よい風に身を任せると なんだか気持ちがふくらんでくる 昨日はもうわたしのそばにはいやしない・・・・ まってぇ〜っと追いすがろうにも いやぁしない 閉じかけのまぶたに また風が・・・・・ささやく 「おはよう♪」 去っていく《夏》 やってきた《秋》 わたしはわたし・・・・ ほかの誰でもないんだよねぇ〜 やっと今日の出来事を振り返る時間がやってきた なんと忙しい1日だったことか やるべきことがなんにも手につかなかったなぁ〜 一番忙しい時間がまためぐってきたのに いつも降りまわされてばかり・・・・・ 要領の悪さ 頭の回転の鈍さ あぁなんということか 虫食いの心はますます穴が広がっていく 「どうしようもないんだよねぇ〜」がため息と一緒にもれる ある人は「朝がたまで飲み明かし たのしかったわ」という 別にうらやましがるわけじゃないが くさるほど時間があるって ほんと贅沢だよね これといって贅沢をするでもなきゃ うらやましがられるような人生でもなく これといって自慢できるものもない それでも 私はわたし・・・・ ほかのだれとも変われはしない 我慢が美徳の時代はすぎた 言いたいことはしっかり言う それが一番大事だ・・・とおもうんだけど また、きっと 心の中に仕舞い込んでしまうんだろうなぁ〜 すでに破れる寸前の この心に・・・・ 「わたし」なくしてしまえばスッキリするかい!
|
![]() |
![]() |