吾亦紅をみつけたよ! おおよそ花とは思えそうにもない花だね ちっぽけなダンゴのような 草の実のような でもさぁ~ うちはあんたに会いたかったよ いつだったけ・・・そうだあの日だったかもしれない 田舎の風景によく似た場所で 孤独と戦いながら歩き続けていたとき 路の端っこで あんたは「こんな自由はないぜ!」というように揺れていた その姿に、ふと今の自分がバカバカしく思われたっけ 吾亦紅は一見寂しげにみえるけど ほんとはすっごくたくましくってしなやかだ そういう姿に教えられたあの日 もういちど、頑張ってみるっか! そうおもった 君と出会えてそうおもった 吾亦紅・・・・野にあっても 町にあっても きみはやっぱり吾亦紅
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