つらつら眠りの世界のなかから、ふと目覚め いまこの耳元に聞えてくる音だけ確かめる 目の中に飛び込んでくる映像が空回りをしても 頭の中が真空状態だからそこもまた空回り ながれるように過ぎていった時間よ もどっておいでよ!とはいえません 確かなことはあの流れのなかで わたしはたしかに息をしていた 頭は空回りだったとしても たしかに私は生きていた そういう時間も必要だったといつの日にかおもうだろう ことしこそ「ゆっくり歩く」と決めたから つらつら眠るもいいじゃぁないか・・・・・ あとすこしの時間だけでもゆっくりと
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