駄目ままの戯言...まきまま

 

 

9.11 - 2002年09月11日(水)


このところずっと新聞やテレビで報道されてる、
1年前のテロ事件。

一年前旦那の帰宅を待つ間、
たまたまつけたテレビ。

画面には燃えてるWTCが映っていた。

大きな火災が起きてる。
被害が大きくなければいいけれど。
ただ単純にそう思った。

そう思った途端、視界に飛び込んできた飛行機。
そのままもう一つのWTCにぶつかって行った。

何が起きたのか判らなかった。
事故?
そのままテレビに釘付けになった。
遅まきながら、すでに燃えてるビルにも飛行機が
ぶつかって行ったことを知る。

泣き出して起きてしまった息子らを、再度寝かせる為に離れ
テレビの前に戻った時にはビルがすでに崩れ消えていた。

時間が経つに連れて、4機の飛行機がハイジャックされ
事故に巻き込まれたことが報じられた。
同時に起きたテロ。
テレビで何度も繰り返される映像はあまりにも
衝撃的で悲惨なものだった。

一年前の事件当日のWTC内を写した映像。
時折聞こえてくるズシンと響き渡る衝撃音。
ビルの崩壊による粉塵。
想像を絶するものだった。

唯一乗員乗客以外の犠牲者を出さなかった飛行機。
残された音声などから再現された機内の映像。
彼らの勇気がなかったら、
被害はもっと大きくなっていたのだろう。

あれから一年。
2800人を数えたグラウンド・ゼロ犠牲者のうち、
その半数が行方知れずのままだという。

先日の新聞にテロ事件で父親を亡くした、
テロ事件後に生まれた子供たちの写真が掲載されていた。
一方で空爆で家族を喪った子供の写真が載せられていた。

アメリカの報復攻撃は未だに続いている。
テロは許される行為ではないけれど、
報復攻撃もまた新たな悲しみを生み出している。
宗教や文化の違いは1括りにすることができない。
どちらにも自分たちなりの思想と正義が存在する。

追悼番組が報じられる一方で、
別世界のような風俗番組や娯楽番組が同時に流される日本。
テロ事件の番組を見たくない人もいるでしょう。
それにしてもあまりにも内容の差が有りすぎる。
もう少し番組内容を考慮してもいいのではないかと思う。
まさに対岸の火事的日本。
この姿勢が一番問題じゃないだろうか?

温暖化による環境破壊から人類の存続さえ
危ぶまれてる現在。
日本は世界は何処に向かうのだろう?

全世界がなんておこがましい事を言うつもりはないけれど、
私は自分の子供たちや家族が、
親しい人たちが安心して暮らせる世界であって欲しい。
笑顔で暮らせる世界であって欲しい。







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