†アイスル日記† ---MILET
イチランカコミライ

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2002年02月19日(火) 怒ったり拗ねたり。
昨日はダーリンが仕事で遅くなった。
そう言うときは労いの言葉をかけるのが常なのだが、私は昨日、酷く鬱だった。
可哀想なダーリンは私に言われもないことで怒られたり、拗ねられたり。
ごめんよ、ダーリン。
寝る前に
「苦しいと言ったのに、怒った顔をしてた」
と私が言うと、ダーリンはちょっと複雑な顔をした。
「どうすればいいか分からなかっただけだよ。怒ってないよ」
そう言ったが、彼はどうすればいいか知っている。
私が酷い鬱状態に罹っていたとき、力強い腕で救い出してくれたのはダーリンだったのだ。
ただ、黙って抱きしめてくれるだけで気が楽になるのになぁ。
疲れている相手にそれを期待した私が悪かったのだが。
疲れていても、ダーリンは寝る前に抱きしめてくれた。
「私はイイコ?」
「うん。イイコだよ。だから、今夜はもう寝ようね」
こんな調子でなだめすかされ、私は眠る。
いい加減、病院に行くべきかも知れないけど。
兄が今、通院生活を送っている。
会社は休職している。生活は不安だろうと思う。妻とも上手く行っていないことも知っている。
同病相憐れむではないが、私は兄の心がよく分かる。
兄のためにも、私がもっと自分の心と向き合えるようにならないと。

ちなみに。
うつ病は病院へ行けばちゃんと治療できる病気だ。
私がこんなに長い間苦しんでいるのは、病院に行かなかったからである。
うつ病で苦しんでいる方々は、やはり病院に行くべきだ。
自分がうつ病だと知り、その上で治療できると分かればそれだけで随分楽になれるはず。
私のように、自分を粗末にしてはいけない。


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