2002年04月23日(火) |
理解できない。 |
結婚することによって、今までの習慣を捨ててしまう人がいる。 特に女性。 その習慣が、彼女の今までの人生全てをかけてきたようなことでも、あっさりと捨ててしまう人がいる。 勿論、それが悪いとか、いけないとか、そういうことを言っているわけではない。 ただ、私には理解できないのだ。 今までその習慣がどんなに自分を強くしてくれたか、そして沢山の出逢いを産んでくれたか…そう考えるとおいそれと捨てられないのではないかなぁ? 結婚した相手が 「やめろ」 と言うから 「やめた」 という言い訳って、成り立つんだろうか。 色々な事情があるから、一概には言えないけれど、でもそれで後悔しないのだろうか。いやいや続けてきた習慣なら、結婚を機にすっぱり辞めてしまうことも良いだろう。でも、そうでなかったら。 私なら諦められない。 私は独身時代からピアノと歌を一人の先生について、習ってきた。お稽古事の範囲でしかやっていなかったから、上手いとか下手はこの際、置いておくとして(汗)、結婚してお稽古に通うのが物理的に大変になった。 でも、だからって、辞めようと思わなかったし、ダーリンも辞めろなんて言わなかった。経済的にも厳しいときもあったけれど、それでも辞めようなんて思わなかったし、勿論、ダーリンがそんな事一言だって言わなかった。 むしろ、協力的だった。私のレッスンの送り迎えや、発表会の時なんか先生の生徒でもないのに、一所懸命舞台写真を撮ってくれた。小道具なんかの運搬も、手伝ってくれた。 そんなダーリンにずっと5年間、甘えてきた。 先生がドイツに行かれることになって、一応私の「継続的な」お稽古は終わったが、今でも時々開かれるレッスンには 「行っておいで」 と言ってくれる。もっとも、私のスケジュールが合わなくて、レッスンに出られいことの方が多いけど。(汗) これはとても恵まれたことなのだと、私は自覚している。 でも。 恵まれているって言うけど。 そういう環境を、自分で作って行かなくちゃいけないとも思う。 男性で結婚してから習慣を変える人って、あまり聞いたことがない。 独身時代と同じように、友達と飲み歩いても 「付き合いだから」 と言い訳し、趣味に週末を費やしても 「たまの休みぐらい、好きなことをさせろ」 と言う。 もっとも、そんな人ばっかりじゃないけどさ。 圧倒的に習慣を変えさせられるのは、女性が多いんじゃないか、と。 まぁ、私の偏見です。 |
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