今日なんとか時間をつくって映画を観に行ってきました。 最近仕事の頭の使い方が、私には苦手な使い方に 偏っている感じがしていたので、思い切って時間を つくったわけです。 ただ、何を観るかをあまり考えず、というより 観たい映画があって時間をつくった訳じゃなかったので、 午後、何がしているのかで調べたら、山田洋次監督の初の 時代劇というのがあったから、それに時間をあわせて 行った訳です。「たそがれ清兵衛」という映画。 結果、実にいい映画でした。今までの時代劇と随分違ってましたね。 とにかくリアリティーが追求されている。下級武士の生活、食べ物 衣装といったところに。殺陣のシーンもよくあるチャンバラとは 違って、ほんと命をかけた切合いの感じが出てました。 考えてみれば、アイロンも無い時代に、あんなシワのない着物着て 桃太郎侍のようにバッサバッサと切れる訳が無いもんね。 ストーリーも良くて、古風な私としてはジーンときた作品でした。 さすが山田洋次監督だ。
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