ひげのお兄さんの日記

2002年11月12日(火) リアリティー

今日なんとか時間をつくって映画を観に行ってきました。
最近仕事の頭の使い方が、私には苦手な使い方に
偏っている感じがしていたので、思い切って時間を
つくったわけです。
ただ、何を観るかをあまり考えず、というより
観たい映画があって時間をつくった訳じゃなかったので、
午後、何がしているのかで調べたら、山田洋次監督の初の
時代劇というのがあったから、それに時間をあわせて
行った訳です。「たそがれ清兵衛」という映画。
結果、実にいい映画でした。今までの時代劇と随分違ってましたね。
とにかくリアリティーが追求されている。下級武士の生活、食べ物
衣装といったところに。殺陣のシーンもよくあるチャンバラとは
違って、ほんと命をかけた切合いの感じが出てました。
考えてみれば、アイロンも無い時代に、あんなシワのない着物着て
桃太郎侍のようにバッサバッサと切れる訳が無いもんね。
ストーリーも良くて、古風な私としてはジーンときた作品でした。
さすが山田洋次監督だ。


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