昨夜は知り合いと一杯飲んでて、入った店で マスターから、イラクで起きてることを聞きました。 ビックリしたのは勿論ですが、ヤッパリ起きたかと いう感じです。 最近のテロ組織の活動は、アメリカ兵狙いもあるにはありますが、 イラク国民や、外国からきている一般人やマスコミ関係者といった 人達への危害が多くなっています。 これは、アメリカに対する世論的な追い込みをつくり上げるための 戦略でしょうね。 ニュースでは、小泉首相をはじめ与党関係者から、「自衛隊の 撤退は無い」旨の発言が出ており、拘束されてる3人の家族たち からは「救出の手立てが見えないのに自衛隊撤退が無いという事は、 諦めろと言われているのと同じ」という悲鳴のような訴えが 出てました。 私が思うに、もし、撤退なく、3人が予告どおり殺されたら、 それこそテロリストの思うつぼにはまるでしょうね。 最悪の事態が起きたら、日本のアメリカに対する世論は、 反米と親米に分れ、今後の日米関係のあり方も含め、大きく 影響するでしょう。 テロリストの狙っている反米の世論形成とアメリカ一派の国々の 分断という戦略にもろにはまっていく事になると思います。 日本は3人の命の重さを選択したという事のほうが、今は国益としても 優先され、国際世論を敵にまわすことにはならないと思います。 与党の皆さんは、今起きてる事態がわかっていないですね。 平和ボケしてるのは、むしろ与党の人達だという事がよくわかりました。
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