昨日、文化ホールで行われた舞台演劇 「酒の神ディオニュソス」鳥取公演を観に 行って来ました。 世界的な演出家である鈴木忠志氏を芸術総監督のもと 日本で始めて俳優・舞踊家・専門技術スタッフを擁した 文化事業団として静岡を拠点に活動しているSPACが 演じるとあって、とにかく一度観てもようと出かけました。 「酒の神ディオニュソス」は、宗教と政治の争いのなかで 子供を犠牲にした母親の悲劇というストーリー。 歴史はどこでもいつでも繰り返されるという事のなかから 宗教と政治、理性と享楽など、対立するものからのメッセージ。 日頃から映画好きで、原作者や監督や脚本家の表現する メッセージ性を深読みする面白さに浸って身に付いている癖 があるせいか、ストーリーには少し物足りなさも感じましたが それにしても流石、演技力は凄いですね。 表情・身のこなし、動き・じっとしていても、そのかたち、 声の出し方と、ヤッパリ本物ですね。 良い勉強になりました。
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