ひげのお兄さんの日記

2005年02月09日(水) 演技

昨日、文化ホールで行われた舞台演劇
「酒の神ディオニュソス」鳥取公演を観に
行って来ました。
世界的な演出家である鈴木忠志氏を芸術総監督のもと
日本で始めて俳優・舞踊家・専門技術スタッフを擁した
文化事業団として静岡を拠点に活動しているSPACが
演じるとあって、とにかく一度観てもようと出かけました。
「酒の神ディオニュソス」は、宗教と政治の争いのなかで
子供を犠牲にした母親の悲劇というストーリー。
歴史はどこでもいつでも繰り返されるという事のなかから
宗教と政治、理性と享楽など、対立するものからのメッセージ。
日頃から映画好きで、原作者や監督や脚本家の表現する
メッセージ性を深読みする面白さに浸って身に付いている癖
があるせいか、ストーリーには少し物足りなさも感じましたが
それにしても流石、演技力は凄いですね。
表情・身のこなし、動き・じっとしていても、そのかたち、
声の出し方と、ヤッパリ本物ですね。
良い勉強になりました。


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