列車事故の被害者がドンドン明らかに なってきて、いよいよ1号車の作業になりました。 この調子では死者は100人を大きく超える 数字となりそうです。 何気なく同じように列車に乗り込んだ人、 急用ができた人、さまざまな運・不運の結果でも ありますが、複合的な事故原因の可能性が推測され はじめてはいるものの、人的ミスの大きさがある以上 やり切れないものです。 私たちの日頃も、何時、何が起こるかは予想もつきません。 心配してたらきりがないと言ってしまえばそれまでですが、 私の学んでいる居合道の師匠には、日頃歩く時でも、 座る時でも、隙をつくらないよう努力した方が良いと 言われています。 それは、宴会の時でもお茶する時も殺気だってるという事では なくて、むしろ殺気を見せないような隙の無さは、人には マナーの良い落ち着いたスムースな所作に見えるそうです。 また、周囲に注意を張り巡らす感覚をもつことは、人間の 感性を磨き、日頃見逃しがちなものの変化や存在に気づく 様になるとか。 私はこういう繊細で的確は状況判断が出来るセンスと どうそれが伝わるかのセンスをマダマダ磨かなければなりません。 ですから武道館通いは多めに見てください。 随分と人間性もとり戻せてきています。 古武術で習得する能力は、危機管理は勿論、花鳥風月の世界や ものの流れや変化を楽しむ感性を磨く事にも大きく役立つようです。 今日は合気道の練習に行ってきました。 良い汗かいて気持ちよかったです。 連休に入るため、来月の8日までは武道館での練習は無し。 自宅で座学に励んで、あと、日本刀で試し斬りの練習でも と思っています。 久しぶりの連休、何処に行っても多いので、自分の 日頃ジックリ出来ない事をやりたいですね。 そかし、これだけ陽明学に影響された武道家である事を 前面に出していいのかなと少し心配もしますが、 これが私の目指す仁政指針であり土台であり、だからこそ 戦略がぶれないんだろうと思います。
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