スペースシャトルの打ち上げのニュースを 先日テレビでみて、計画が再開した事や 無事に打ち上げられた事に一種の感動を 覚えていたのですが、 昨日のニュースでは、今回の打ち上げで 補助燃料タンクの耐熱タイルがはがれ落ちた事について、 NASAの判断として間違っていたという趣旨の記者会見の 場面が国際ニュースで流れてました。 確かに今回設置されていたカメラ映像をみると、 タンクから結構大きなものが剥がれ落ちていくところが 映っており、シャトルの機体に当たっていれば、 乗組員を宇宙ステーションに移し、別のシャトルを打ち上げて 迎えに行く計画が準備されていたとか。 でも、迎えに行くシャトルもリスクは同じなんですよね。 一度確定した計画を変更するのは、社会的な権威が高くなれば なるほど公的な機関はメンツが邪魔して出来ないもので、 時には見切り発車して、走りながら考えるというような事が 多くあります。 勿論、民間会社でも、特に中小零細は一種の賭けも含めて 勝負に出ることは成功への道程のなかで有る事として 経営判断をする事は良くある事ですが、公的機関というのは 途中の軌道修正が困難なシステムを国がつくっています。 そのことが地方の自立をまだまだ阻害しています。 ただ、地方行政も、計画段階からのリスク計算や財政運用や 実行計画の想定が甘いのも事実ですね。 今後の計画は、慎重・丁寧に積み上げて、見切り発車はしたくないですね。 先ずは当局のお手並み拝見。
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