ひげのお兄さんの日記

2006年01月15日(日) 不覚にも

昨日は私にとって新年明けてから初の居合の稽古。
先週が初稽古だったのですが行けなくて。
昨日の稽古は、一通り、我が流派の基本技の稽古を
してから、全日本居合道連盟が定めている技
「全日本居合道連盟刀法」というのを時間をかけて
みんなで稽古しました。
この刀法というのは、昭和31年に定められたものなのですが、
連盟参加の各流派の技を競うのは困難なため、5つの流派の
技を元に作り出されたもので、よくスケートや体操競技なんかで
「指定技」が作ってあるのと同じような活用の仕方をします。
競技会や連盟としての昇段審査などで、各流派の大先生方が
採点用紙を机に置いて審査する時、指定技として刀法のなかから一本、
さらに自流の技を4本とあわせて5つの技をさせて採点をします。
まあ流派は違っても、そのレベルの先生方には、刃筋が通って
本当に斬れる角度と形で刀が扱われているかや、想定された
シュチュエーション通りの技にカラダを動かしているか、
そしてその動きが如何に無駄なく滞る事無く序・破・急がつき
品格を漂わせながらも気迫を備えたものを醸し出しているか、
などなどが評価できる訳です。
今年は私も4段になるかどうかの年。
なんとか合間をぬってでも稽古時間をつくり頑張ってみたいと
思います。
そんな気迫こもった土曜の夜だったのですが、日曜日のスポチャン、
相手とのやり取りのなかで、相手の足を踏んづけた直後、
こちらも足首を捻ってしまって、その時はたいしたこと無かった
のですが、今になると結構きてるみたいです。不覚。


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