バカ恋
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■ 身体ノ秘密 ■



うわあああああ、

そろそろ出るのか?出るんだろ?ええ?

と、思っていたら、やはり。

思いっきり出やがりました。御熱。

久々の高熱にテンションややあがりました。

熱が小康状態に落ち着いたのが昨日。

今日の出勤が非常にダルかったっす。





つー事で、

思うように動かない身体に苛立って、

シュウやスーさんに八つ当たりな数日間。

彼等のアタシへの対応が微妙に粗雑になったような気がします。

いやはや。

だってイライラするんだもんよお。

アイスが如何しても食べたかったんだもんよお。

布団が厚くて寝られなかったんだもんよお。

熱が出た時くらい、世界の中心がアタシであってもよいではないか。






病み上がりでヘロヘロな上に、

キュートなハスキーヴォイスで出勤したのですが、

心配するどころか、軽く笑われました。

社長に至っては 知恵熱出たの? と、

優しさの微塵も感じられない御言葉を掛けて頂き、

この会社でもアタシのポジショニングはこんなものかと、

心底痛感致した次第で御座います。

何時の日か、奴等に天罰が下るで在りましょう。





実は、アタシをイライラさせたのは、

だるい身体だけではないのです。

先行き不透明なこの生活と、








アタシをズイズイと苛立ちモォドを増幅させるのでした。

アタシは、此の侭の状況に何処まで耐えられるのだろうか。

放たれた約束は行き場を無くして彷徨い続けるのだろうか。

其の不確定な約束に縛られているアタシは、

多分、間抜けな顔で明日も生きているんだろうな。






まだ信じていてもいいのかな。

確かなモノが欲しいだけなのにな。






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