バカ恋
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■ 漫喫な夜 ■



気が付けば、もう木曜日、燃えるゴミの日です。

そして思い切り寝坊しました。

起きたのは八時半。

出勤したのは九時四拾八分。

一体アタシは何分で御化粧したのでしょう。

本日、かなり手抜きのぼっさくれです。




昨日は、シュウの帰りがめさめさ早く、

アタシが自宅に帰った頃は、既に入浴済み。

濡れ髪に水滴が一粒光ってて、

筋肉質の艶やかな肉体が眩しくて、

アタシの瞳は何時も以上に素敵メンズなシュウに釘付けで、

帰宅直後の肉体疲労を引きずっているにも関わらず、

雌魂がズバコーンと燃え上がり、

シュウの懐に潜り込んで其の侭暫く動けませんでした。

あいらぶ☆シュウ

しかしながら、身体は何時も正直で、

『腹減った』のサインが爆音と共にアタシを現実世界に引き戻し、

アタシは名残惜しむかのようにシュウから身体を離して、

夕飯の準備に取り掛かったのでした。





何時もより早めの夕食を済ませた後、

アタシとシュウは、

近所の漫喫&ネットカフェ&ビリヤード&ゲェセン@24時間営業

の店に行って、お気に入りの漫画を貪り読んで来ました。

アタシはずっと読んでなかったアノ漫画を。

ちょっとの間で随分と話が進んでて、

すんげぇ事になってたヨ。びつくりだったヨ。興奮したヨ。

だってさあ、蝕でもないのに因果律が起こってるしさ。








フェムトになった筈のグリフィスが復活して

素っ裸で空から落ちて来るしだな。

鷹の団に続々と腕に覚えの在る騎士達が集まって来るしだな。

ガッツは狂戦士の甲冑を手に入れるしだな。

此れからどうなっちゃうのぉおおおおおお。

目が離せないよ。

興奮したアタシは其の後もシュウに事のあらすじを話しまくるしだな。





たまにはこうやってフタリで夜遊びするのもいいね

って言いながら手を繋いでおうちへ帰りました。

当たり前さ。また来るさ。

だって続きが待ち遠しいもん。

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