Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年03月09日(日) 同級生

2003.03.16 (Sun) 1:14
3月9日か。
実は13日にかなり大きな事件があって、
それで頭がいっぱいになってしまったので、
この辺のことはほとんど覚えていないかもしれない。
元々覚えてはいないが。
しかし、忙しい方が日記がはかどるというのもおかしなものだ…。
時間があると、ゲームをやりたくなるものらしい。
他人事のように言っている場合ではないのだが。

というわけで、この日もずっとゲームをやっていた。
ちょうど9日になったばかり位の頃に
ゼミの同級生からメールが来て、
明日、集まろう、という話になっていたが。
まだまだほかのみんなはJavaの知識が不十分らしく、
かなり僕に依存している様子が見られる。
まあ、正直言って、それは仕方のないことだろう。
僕が一番得意なのは、おそらく自他共に認めることだろうし、
なによりも、研究室のメンバーで、
のんびりJavaだけをやっていられる暇な人間は僕だけだ。
他の人たちは、就職活動があってそれどころではないのだ。
本当は、大学院進学を決めたからと言って
遊んでばかりいてはいけないのだと思うのだが…。

このゼミの同級生は、
僕を含めて、男二人、女二人だ。
同僚と書くのも変だ、とか思っていたが、
何のことはない、同級生で問題はないだろう。
ただまあ、微妙に違うのだが。

僕とそれ以外のメンバーは、
卒業研究の内容が異なるのだ。
僕は船舶のシミュレーションであり、
他の3人は、英語教育における
試験形式についての研究、ということになっている。
3人それぞれについて、
音声の出力があったり、
TOEICに類似した形式であったり、
海事英語を扱っていたりと、
細かな差異はあるが、おおむね同じ内容だ。
これは、そもそも担当教官が異なるというのがそもそもの原因だ。
僕を担当しているのは知識工学の教授だが、
他の三人を担当しているのは、英語を教えている心理学者だ。
人間の音声の認識を、専門としている。

これらに共通するのは、
Javaというプログラミング言語を使用することだけだ。
だが、研究以前に技術の習得が大きな問題となる僕たちの場合、
これだけでも一緒に研究する動機としては十分なのだ。
まあ、そのほかに、
その二人の教官が、かなり仲がいいという要因もあるのだが。
知識工学と心理学。
もしかしたら、近い部分があるのかもしれない。

ちなみに知識工学とは何か、ということなのだが、
実は、まだはっきりと定義されていない。
知識を語るには、知識を知らねばならないことは当然なのだが、
知識というのは人間の進歩とともに
どんどん増えていくものだ。
それだけに、定義してしまうことはきわめて難しい問題となっているのだ。
従って、知識を定義できないために、
知識を作る学問である知識工学も定義できないことになる。

だから知識工学を研究する者は、
自分なりの知識を定義し、それに沿った研究をすることになる。
あえてコンピュータの分野の言葉を使えば、
じぶんなりの「知識」というアーキテクチャを用意し、
その枠内でプログラムなどの実装を施すわけだ。
…ますます意味不明だ。

でもまあ、平たくいえば、人工知能を作る研究だ。
これなら、おそらく分かるだろう。

まあ、こんなものかな…。
一週間も遅れてどうするのやら…。
これではもはや、毎日書いているとは言えないな。

2003.03.16 (Sun) 2:30:54


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