Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年07月13日(日) 方法論の重要性

人間、どんなにがんばっても、分からないことはできないものだ。

シミュレータ開発のために、船長をモデル化する、という作業をしている。

しかし、船長ってのが何をしてるのか、僕は何も知らない。だいたい、船長が何をすべきか、何をするのか、ということであれば調べられないこともないが、法律とかそういうことを抜きにして、実際に何をしているのかとなると、まったく分からない。

さらに、モデル化ということ自体が分からない。いや、概念自体は少しは分かる。要するに、物事を抽象化して、重要な部分だけで表現しようとするものだ。たとえば、原子のモデルというのは、陽子、中性子、電子のみで構成されて、電子の質量はないものとしていたりする。他にも、理想気体というモデルには質量がなかったりする。

だが、ここで分からないのは、「教授が求めるモデル」というものだ。一体教授が僕に、何をさせたいのか…。それが分からん。

どうすればできるのか。こういう方法論は重要だと、しみじみ思った。

今さらながら、就職した方が良かったのかもしれない。尊敬する先輩もそう言っていたし…。


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