Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年07月17日(木) 2つの生活

今日は、バイトをしてきた。それしかしていない。あとはまあ、ズボンを一着買ったが…。

普段は渋谷なのだが、今日はPCを担いでバスに乗り、渋谷から新宿に向かった。新宿にあるカスタマーサービスセンターというところに向かったのだ。先々週の土曜日、近くのバス停まで行っておきながら場所が分からずにたどり着けなかった、曰く付きの場所である。

社員の人と2人でバスから降りた。社員の人は、いきなり細い路地に入り、どんどん奥へと進んだ。…これは、知らなければ分かるはずがない。正確な場所を言わなかったこちらが悪い、なんて言われたが、どうやらそれは誇張ではなかったようだ。そんな変なところにカスタマーサービスセンターなんて呼べるような代物があるのか、と思うようなところに、プレハブ小屋が建っていた。

思わず目を疑った。しかしそれが正真正銘、渋谷の巨大なビル、セルリアンタワーに本社を構える企業のカスタマーサービスセンターらしい。だが、中に入ると意外ときれいなオフィスで驚いた。どうやら、金をかけずにきれいにできるところはしているようだ。工事は乱雑で、床下の配線がめちゃくちゃだったが…。大学の研究室もそうなので、なんだか妙な共通項があるなと感じてしまった。

そこで適当なセットアップをしていたが、なかなかうまく行かない。今どき、COBOLなんぞで動くシステムを初めて見た。そもそも、プリンタを使うときにWindowsのドライバを使わないそうだ。WindowsベースのPCでネットワークプリンタを使うとき、プリンタの共有をせずに、アプリケーション側から動かせるとは知らなかった。

それからプリンタのシールの貼り替えをして、ちょこちょこっとメンテナンスをして終わりである。一緒にいた人は二度と来たくないようだったが、その建物に入るためのセキュリティカードを渡されていたので、また来ることになるのだろう。

少し遠かったが、そこから新宿まで歩いた。やっぱり仕事をしている方が充実感を感じる気がする…。どうしたものか。

大学とバイトとの二重生活。派遣社員として働くことも、やはり得られるものが大きい。職場の雰囲気というのには、なかなか直に触れる機会はないし…。企業にもよるのだろうが、結構アットホームな雰囲気は印象的だ。よく考えれば行かなくても分かることだと思うが、オフィスには文房具がそろっている。はさみやカッターやガムテープ、などなど。これはつまり、ガムテープではりつけたりはさみで何かを切ったりという仕事があるということだ。ある意味で小学校に近い。勉強ばかりしている中学校よりも、やはり小学校に近い。

なんだか、おもしろいものだ。社会人と言っても、僕と変わらない人間である。やっていることは、それほど違わないということなのか。


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加