午前中に教授に資料を見せて、午後は友人と秋葉原に行った。しなければならない作業はあったが、風邪で脳みそが死んでいたので気分転換することにしたのだ。悪化しただけで何の効果もなかった気もするが。いろいろ見て回っていたが、疲れるだけであまり楽しいとは思えなかった。風邪を引いているときなんてそんなものかもしれない。
家のPCのグラフィックボードを換えようと思っていろいろ見ていたが、どれがいいのかさっぱり分からなかった。昔は興味があっていろいろ見ていたが、最近じゃ興味はあっても調べるひまなんてまったくない。ましてや、店をのぞく時間なんてあるわけもない。グラフィックボードを実際に見たのが半年振りくらいだ。いつの間にかビデオメモリが64MBのものからから128MBのものに移り変わっていた。技術の進歩は速いものだ。まあ、今でも使われるのかどうかは知らないが、とにかくドッグイヤーと呼ばれるこの業界では当然のことなのかもしれない。確か、犬は1年で人間の7年分歳を取ることから、IT技術の進歩はほかの技術の7倍速いことを言っていたのだと思う。と言っても、最近のIT技術はほかの分野との交流が盛んで、もはや明確に分類できる時代ではなくなっているが。そもそも、分類することに意味がなくなっているのかもしれない。分類はデカルト以来の科学の基本らしいが。デカルトを聞いたことがなくても、「困難は分割せよ」という言葉を聞いたことがある人はいるかもしれない。と言っても、僕だって大学の講義で聞いたくらいで詳しいわけではないが。話はそれるが、大学の講義でこういう科学の歴史を学ぶことは重要だと思うのだが…。特に方法論については、実際に研究で役に立つのではないだろうか。
今の家のPCが不調なので、最近はあまり性能に興味がなくなってきた。それよりも、安定して動いてくれることが第一だ。今の時代、どのPCだってそれなりに動いてくれるのだから。ちなみに、研究室には新型のPCが3台入って、僕が普段使っているものはその中で一番スペックが低い。グラフィックボードはRADEON 9700を搭載しているのでこの点では一番優れているのだが。ただ、ほかの2台がショップブランドなのに対して、僕が使っているのはDELLのものだ。…外国製だからって、マニュアルが英語ってのはいかがなものだろうか。まあ、どこかに日本語の情報もあるのかも知れないが。ああ、そう思ってのURLの8300の部分を8250に打ち換えたら出てきた。過去の製品はどうでもいいってことなのかもしれないな。サポート体制はいいのかもしれないが、ことWeb上だけを見る限り、そうは思えない。でもまあ、そんなことはともかくとして、このPCはかなり安定して動作する。残りの2台も、いきなりストップエラーが出てブルースクリーン、なんていう自宅のようなことにはならないが、それでも時々処理が止まることがあるのだ。OSがWindows XPかWindows 2000か、という違いもあるのかもしれないが。