Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年10月11日(土) 第三者

最近、第三者が重要だとよく思う。何か問題状況があったとき、必ず当事者というのが存在する。その、当事者以外の人だ。

誰か人に相談しようと思ったとき、近しい人であれば何らかの利害関係が存在するだろう。恋愛の問題を考えると分かりやすい。恋愛で悩んでいて、それを親友に相談するとする。すると、親友は自分と近い立場にあるだけに、自分が取る行動によってその親友が大きな影響を受けることになるのではないかと思うのだ。自分が好きになった相手を親友も知っているとか、職場や学校で同じような生活をしているとか、そういうことだ。

それは、もちろん悪いことではないだろう。お互いを理解しあっているのはすばらしいことだ。ただ、それがために問題が複雑になってしまう可能性がある。同じ生活場所で同じような生活を送っていれば、誰かと付き合い始めた場合の生活への影響が分かる。生活への影響が分かるのであれば、それを考慮せざるを得ない。知っていて無視するということはなかなかできないものだ。

この点、関係の薄い人は無責任だ。親友であれば友人のために最善の道を探るだろう。そのために判断に制約を生じる。だが、利害関係のない第三者なら、そんなことは無視して好き勝手なことを言える。聞くほうだって第三者の言うことだと思って話半分に聞ける。突飛な考えが出やすいと思うのだ。

まあ、それでも親友の意見があれば、100人の第三者の意見よりもずっと参考になるのだろうが。


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