2004.11.15
OneNote 2003の評価版を導入してみた。OneNote自体、友達から紹介されていて興味があったのだが、今回必要だったのはIMEの方だ。OneNoteをインストールすると、MS-IMEの最新版、MS-IME 2003が付属してくるのだ。
せっかくインストールしてみたので、ちょっとこうやって書いてみている。今のところ、特に変わった感じはしない。目立った誤変換もない。IMEを使う上で重要なのは違和感を感じないことだから、そういう意味ではいいのかもしれない。僕はATOKが好きなのだが、ATOKはときどき処理が止まるという妙なバグがある。それに、最新版を入手しようと思うと少々高い。そういう意味では、無料で使えるこのMS-IMEはいいのかもしれない。ちなみに、今この日記を書いているのは大学だから、ATOKは使えない。ついでに、僕が使っているのはATOK13だ。今の最新版はATOK17だから、ずいぶん取り残されている印象がある。
試しに「貴社の記者が帰社の汽車で記者に帰社した」と打ってみた。有名な文言だから特殊な対応がなされている可能性はあるが、正確に変換されている。三つ目の「きしゃ」は、「貴社」のつもりだったが、「帰社」でも日本語として間違ってはいないだろう。あ、五つ目の「記者」は明らかに間違っている。これは「貴社」でなければならない。そう言えば、CMで使われた有名な言葉はどうだろう。「入れたてのお茶」…。む。変換されている。さすがに対策しているのだろうか。
まあ、動作に不具合もないし、おおむね好調だ。これを無料で配るのだから、マイクロソフトもなかなか太っ腹である。そして、ATOKを販売しているジャストシステムには大打撃ではなかろうか。もっとも、入手手段はそれほど広く知られていないが…。現状では、無料で入手するにはOneNote 2003の試用版をインストールするしかないはずだ。