Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2004年12月17日(金) 週末は疲れる

ゲームボーイアドバンス版のファイナルファンタジーI・IIを購入した。まだIしかやっていないが、宿屋に泊まるときのセリフ、「100ギルだけどいいかな?どうかな?」というのが古さを感じさせる。エニックスとくっついても、相変わらずリメイクは中途半端さを感じさせる。ドラクエは完全に作り直した感じなのに、どうしてFFはこうなのだろう。どっちかと言うと、エニックスの方が夢を見ているのだろうな。そして、スクウェアの方が、いかに金を稼ぐかということを考えているのだろう。それにしても、とにかくHPが減りにくい。そして、回復魔法を使っても全然回復しない。僕は好きだが、これでは緊張感がないような気もする。一般には受け入れられないような気がした。

相変わらず、週末はずいぶん疲れを感じる。キーを叩きたい気分なのだが、なんせ書くことが何もない。と言うよりも、あれこれ考えてはいるのだが、思い出してみると書くほどのことじゃなかったり、あるいは思い出せなかったりするのだ。昔は書くほどのことじゃない、と思うことの方が多かったが、最近では書こうと思っても思い出せないことの方が多い。書くほどのことじゃないと思っても、書くことがなければ書いてしまうのだが。

そう言えば、木曜日に同級生と忘年会に行った。久し振りに会ったが、みんな特に変わりはないようだ。変わり映えのしない生活を続けているのは僕だけではないということか。みんな研究室にこもっていると思いきや、意外と下級生のことを知っていて驚いた。僕は研究室の外のことなんて全然分からないのに。学部の頃からそうだったが、講義で一緒になったりしない限り、他の人のことなんて全然分からない。演習の指導で顔を見たりするようだが、それだけの関係なのに、ずいぶんいろいろ知っていて驚く。

ただ、僕はつくづく酒の席には合わないと実感した。確か、下級生にかわいい子がいるとか、人に飲ませてばかりいないで飲めとか、ずっとそんなような話をしていたような気がする。雰囲気そのものは悪くないのだが、話にはとてもついていけなかった、と言うよりも、加わる気になれなかった。酒を飲んだり飲ませたりというのは、僕には理解できないのかも知れない。母が酔って階段から落ちて救急車を呼んだ事件以来、酒には強い抵抗があるのだ。とても自然にたしなむ気にはなれない。感情的に受け付けないということではないのだが。ただ、冷静にその事件を思い返すと、とても飲むなんて選択は考えられないのだ。それ以前にアルコールがダメなのだが。アルコールは、体内で一度毒に変わってから分解される。人によっては、毒に変わるところまでは処理できてもその先は処理できないという手に負えない体質の人もいる。そんな人が下手に飲むと、死に至ることもある。十分に注意することだ。酒の席で過失致死罪になるなんて冗談にしては笑えないだろう。もっとも、なぜか酔っぱらっていると情状酌量の対象になるらしいので、実刑にはならないかも知れないが。ある推理小説家が、人を殺すなら酒を飲んでから殺せと言っていた。ある程度酒を飲んでから殺し、そのあとに前後不覚になるまで飲めば、責任能力がないことになるかも知れない、のだそうだ。信じられない法律だ。そう言えば、酔ってひき逃げすると、ひき逃げしたときに酔っていたかどうか証明できなくなって、罪が軽くなると聞いたことがある。世の中、理不尽なことは多い。

理屈がどうあれ、現実の問題に引っかかってできないことは多い。それについては、もっと良く認識すべきなのだ。最近、物事を建前で考えることが多すぎるような気がしてならない。北朝鮮の、横田さんの遺骨の問題がある。あれは、今の北朝鮮に、遺骨のことを調べるだけの能力がないように思えてならない。横田さんの行方を調べて日本側に示せば何かとスムーズにことが運ぶのだろうが、今の北朝鮮の国内情勢ではそれができないのではないかと。もしどうしてもできないのであれば、その現実を踏まえて話を進めないと、進む話も進まなくなってしまうのではないだろうか。最近、特に企業では、営業が先に価格を決めて、それから開発に取りかかるということが行われるらしい。開発における現実的な問題をすべて後回しにして、進めやすいところから進めてしまっているのだ。そんなことでいいのだろうか。もっと、理屈や理想ではなく、現実に目を向けるべきではないだろうか。確かに科学は発達してきたし、これからも発達し続けることだろう。しかし、科学的方法は、現実を観察して仮説を立てるところから始まる。仮説はモデルであり、モデルは現実ではない。前提条件を満たした場合のみに成立することなのだ。何でもかんでも理屈で物事を考えるのは間違っていやしないだろうか。理論というのは、あくまでも条件が成立している場合のみに成立するものだ。典型的な理論として三段論法がある。AはB、BはC、よってAはCとするような考え方だ。このうち、BはCの部分だけを持ってきて、その前の前提部分をすっ飛ばして結論を導いているような考え方が多くなっているような気がしてならないのだ。

そうこうやっているうちに3時になってしまった。だいぶあれこれ書いたし、そろそろ寝るべきか…。ようやくキーを叩く手が軽くなってきたところなのだが…。そうだ。どうせだから、大学のサーバに載せるページの内容でも考えるかな。確か、目次だけ作ったような記憶があるが。

HTML文書の作り方、CSSの書き方、Word文書の作り方などを、メモ代わりに載せておこうと思っていたのだった。僕なんぞが書かなくてもいくらでもあるだろうが、まあ、それはそれ、どこかの誰かの役に立つかも知れないということだ。できるだけ、僕自身の経験に基づいて具体的に書くことにしよう。きちんと整理された情報は他にあるから価値はないが、僕自身の経験も交えれば、とりあえず、世界に一つだけのものはできる。それに価値があるかどうかは別として。他には何があるだろうか。大学そのものの紹介は…紹介するほど、自分の大学について知らないな。研究室についても紹介するようなことはない気がする。大学のネットワーク設定については、知っていると便利だろうが、そんなものを公開してはまずそうだ。メールの設定くらいならいいかも知れない。僕が知っている知識で、世界に公開して役に立つものなどあるのだろうか。そういうことを考えるのも、悪くないかも知れない。使っているソフトウェアの紹介、使い方の紹介もいいかも知れない。Eclipseあたりではともかく、HTMLエディタくらいなら、それほど使い方を公開している人もいないのではないだろうか。役に立つ情報か。他に何があるのだろうか。断片的でも、ある都内とでは大違いだから、気軽に作っていっていいのかも知れない。なるべく細かくページにしてしまうことだ。必要があれば、いくらでもリンクできるのだから。

うーん。とりあえず量だけは増えたかな。まあ、まだまだ書き足りない気分ではあるが、今日はこのくらいで寝ることにしようか。どうせ読む人などいないだろう。それにしても、この背景にこの文字色は読みづらいな。やはり、CSSの変更を検討しよう。どんな色がいいだろうか。明るい背景に濃い文字の方が見やすいだろうか。色の組み合わせも、いろいろ考えてみたらおもしろいかも知れない。

…そう言えば、電車男の話題だが、エルメスが「続ききぼんぬ」と言ったというのは事実だろうか。もしそうであれば、イメージはまったく変わってしまうのだが…。純愛なんてとんでもない、エルメスもまた、立派なねらーだったと。まあ、オチとしては悪くない気がする。そうでもなければあんな展開にはならないだろうし。


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