新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2004年11月17日(水) 盲学校での気づき

 筑波大学附属盲学校では今、定期演奏会も終わり試験も終わってなんだかのんびりしてます・・・甲野先生が桐朋学園バスケット部で教えている様子。

それで音楽科の生徒には重要な肩甲骨の使い方、これは桐朋学園のバスケット部監督金田伸夫監督さんが古武術の甲野先生の影響を受けて独自の研究をされて桐朋流ナンバ歩、走りを生み出されているのです、その他肩甲骨を柔軟に動かすストレッチというのがあります、これは僕が若い頃から一人実践していた事と全く同じ方法だったのです、見る視点が同じだったから僕も甲野先生の古武術に出会えたのだなーと思います。

【古武術の応用】サイト
http://www3.nsknet.or.jp/~demachi/kobuzyutuouyou.htm

 で盲学校の生徒にこのストレッチを教えました、勿論手取り足取り・・・足は取りませんが・・・まー若いのに硬い硬い・・・それだけ目が見えないというのは骨格や筋肉が縮こまっているのです、そういう状態で楽器を練習するというのは徒労に終わる可能性大です。
 まず甲野先生の言うところの【肩の溶かし込み】よく「はい!肩の力を抜いて」と口で言いますが、では具体的にどうするのか?解っていて言っている人はそんなに多いとは思いません、肩の力を抜いても鎖骨や胸鎖関節の張りは取れないのです、アメリカの凄腕のドラマー スティーブ・ガッドは猫背でドラムをあのテクニックで叩いています、本来肩の力を抜くというのは【肩の溶かし込み】をするという事です、イメージとしては肩を体内から吸いこむように落とすという感じです、それから肩甲骨に意識を集中して独立させて回したりするのです。
 これをやったらある生徒の一人は「あー楽になったこんなの初めて!」と言ってました。





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