2005年02月06日(日) |
GONNAコンサートでの古武術の気づき |
僕が顧問をしているGONNAコンサート【春だJOY】広島アステールプラザであった。 当初チケットが売れない!と危機感を持って現地での宣伝、企業えの働きかけ等頑張った成果か、当日券もかなり売れて満杯となった。今回は音響装置も使用したので、勿論乾燥対策も万全に行って、凄い重低音が鳴った、初めて明確なアンサンブルが聴けた、彼等、本当に良くなってきている、11日の知立コンサートはソウルドアウトだそうだ、頑張ってるネ! 僕はGPの時間に着いた、そしてステージ脇でチャイナシンバルとドラを鳴らす曲でシンバルの音をわざと止めているのかと思って見てみると、喩えは悪いけれども、お猿さんの玩具がキーと泣きながらシンバルを叩くのって・・・あーいう感じで叩いていた。 そこで本来のシンバルの叩き方を教えている時にハタ!!と気がついた、オーケストラでのシンバルの奏法は何種類かあるが、僕の洋楽打楽器の先生元NHK交響楽団の小林義隆先生はあのカラヤンが引き抜こうとしたティンパニーの名人であり後年はシンバル奏者としてその名を轟かせていた。
奏法としては手首を柔らかくして左は上に放り上げるように動かし、右はニュートンの法則通りに落とすのである、そしてほとんどの人は知らないと思うが、シンバルを叩き合わせる という表現より、響かせるという方があっている、実は瞬間に二つ鳴らしているのだ。
GONNAの凛ちゃんに上に書いたようなことを言っている時に正に古武術の足裏の垂直離陸と肩の溶かし込みをやっていることに気がついた!!そして凛ちゃんが練習をしだしたら、おー鳴る鳴る音が伸びる伸びる・・・本人も吃驚!本番も勿論音が伸びてシャープな響きがした。
そうなんだ、この理屈が身体の骨格で行われて今までにない力が発揮されるのだ、 米国ハーバード大学医学部のイングバー博士は、生物の構造を生み出す基本原理は「テンセグリティー」という理論を発表されている、そー「テンセグリティー」理論で説明できそうな気がする。
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