新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2005年02月10日(木) ヴァイオリニスト和波先生を迎えての特別授業

 筑波大学附属盲学校の生徒達は贅沢だ、先週は甲野善紀先生を迎えての古武術の実践講座、今週は盲目のヴァイオリニスト和波先生、僕より10才上かな、4月1日には60歳バースディーコンサートをサントリーホールで開かれる予定だから、たぶんそうだ。
 此処筑波大学附属盲学校出身であり、桐朋学園の先輩でもある、前々から一度お会いして色々お話がしたいと思っていた。
 「おしかけて来ました」とおっしゃってました、そう後輩に対する愛情に溢れている方だ。
 奥様のピアニスト土屋美寧子さんとご一緒に演奏された、最後のサンサーンス作曲序奏とロンド・カプリチオーソはブラボーであった。

 演奏後和波さんの盲学校時代の話や生徒との質疑応答に移っていった、生徒の一人から「私、全盲なのですが指揮者になれるでしょうか」という質問があった、先生はたぶんプロ事を思われたんだと思う「指揮者の世界はまだまだ男性社会で女性は少ない、でもあなたがどうしても表現したいと望むならやればいいと思う」とおっしゃった、僕もそう思う、指揮の勉強は楽譜を読み込むという盲人には大変なハンディーがあるし肉体的な事も大事だ、でも木金管楽器、打楽器、弦楽器等、好奇心を持って"どうなってるのかなー?"
と取り組むだけでもずーと世界が開けてくると思う。

 和波さんは盲学校時代から体育が嫌いだったと言われました、それはそういう教師との出会いがその科目の好き嫌いになり、それがその後ずっと付き纏うぐらい精神的にも苦手意識が消えないのだということらしい、僕にも似た経験がある同感だ。
 そこでもし甲野先生の古武術を和波先生が知ったら、たぶんもっと身体が軽くなり、何か発見されるのではないかなーと思った。





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