謎は解いてもいけないし
昔のわたしには、寂しさが常にそばにあり。それは求めるものが大きすぎたせいかもしれないけれど。その物足りない寂しさを、わたしは描くことで埋めてきた気がするのだけれど。ながく人生を紡ぐうちに、いつのまにか、まあいいや、が口癖になり。まあいいと思う分、物足りなさを切り捨てるようになり。孤独の大切さも切り捨ててしまう。