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日記をやめようと思ったけど、やっぱり続けようと思う。
かつての同僚からのメールで知ったのだが、北海道時代お世話になったTさんが亡くなった。自殺だった。暫くそのメールを眺めながら”パニックに陥って言葉が出ない”というそのままの返信をした。それだけでは落ち着けず元同僚の携帯にもメールをした。さらに返信を待っていることもできなくてついにはこちらから電話してしまった。すぐにでもTさんを知っている人と話しい気持ちだった。それからたぶん1時間以上話したと思う。 昨年の秋、Tさんにもらった短いメールを読み返したりしていろいろなことを考えていた。心の中で”寿命だった”とかなんとか納得したかったけど、彼の年齢、死に方からしてそんなことは到底無理だった。 実はこのサイトの日記でも彼のことに触れたことがあった。日記上ではTさんと呼んだり”おやじ”という呼び方を(もちろん親しみをこめて)させてもらったりした。そのことを思い出して過去ログをたどったけど、当時の記述は見つけられなかった。(無料レンタルしていた日記サイトが突然サービス終了してしまい、と同時にログも消えたのだった・涙)こんなこともあって、”死”というものが急遽身近に迫ってきてしまったような気がして、こんな駄文でも残してみようと思い直したのだった。 Tさんは、自分自身の状況も困難だったにも関わらず、私の仕事・将来の心配をしてくれた。今思えば当時、私は精神的にもかなり参っていてある意味これまでの人生のどん底だった。今こうして這い上がりつつあるのも当時支えてくれたTさん含む友人たちのおかげでもあると思う。私と関わってくれている人たちを大切にしながら、生きていることに感謝して人生を楽しみたいと思った。そしてTさんの心の闇に気付きもしなかったことに後悔やら悲しみやら怒りやらが混じったどんよりした気持でいる。 |
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