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去年の春に偶然雑草に混じって咲いていた一株のジャーマン・カモミール。家の裏庭と長方形の鉢に株分けして植えてみたが、どちらも見事に成長した。特に裏庭は砂利だらけで日の当たりにくい場所に実験的に植えたので、今年こんなに成長して花を咲かせてくれたことに驚いてしまった。カモミールって本当に強い植物。
数ヶ月前に買ったローマン・カモミール。病気なのか虫なのか根元が枯れてしまった。それでも小さな鉢から思いっきり成長し今も花を咲かせている。これがまた、ジャーマンの花よりも大ぶりで丸々としていてかわいい。ミニマーガレットといったところかな?香もいいし言うことない。 すっかりローマンが気に入ってしまった私は、どうしても地植えしたくなってしまい、庭を管理している祖母に交渉していた。管理といったって祖母も多忙なので、なかなか庭の世話まで手がまわらないのが現実。草も生い茂りお茶用のドクダミが勢力拡大中のお粗末な庭なのだ。ならば私が・・・。 その5分の1くらいには相当するかな?一列の部分をもらえさえすればローマンを植えられる。仕切りをつけて隣にはラベンダーも一株植えたい、いずれはレモングラスも・・・そして・・・。なーんて夢に抱いていたのだが、もともとマメではない私の提案、それと庭は祖母の長年の独壇場だったこともあり、なかなか思うような広さはあたえてもらえなかった。結局OKが出たのは塀の外の匍匐性の気持わるーい植物が覆ってしまった約30センチ四方の土地だった。(涙) 花壇内の土地を一部いただき、徐々にハーブガーデンにしたいという私のたくらみと、植えたいのなら塀の外にどーぞという祖母。この交渉は思ったより難航しそうと感じた私は味方を増やそうと母のもとへ向かった。しかしそれがさらにまずかった。母は母で自分のガーデンプランでもあるのか、ハーブガーデンに断固反対。レイジーな私が雑草同然のハーブなんか植えたらそれこそ庭がグチャグチャになるというわけだ・・・。 というわけで鉢と土を買ってきて株分けの準備をしようかなぁと弱気な私である。そもそも我が家はあまりハーブに理解がない。香を焚いてもお茶を作っても嫌がられる。あなたが飲んでいるドクダミもハーブなのだと説得してきたがこれまたムダだ。アロマコスメでも勧めようものなら”臭いから持っていけ”と言われる始末だ。(泣)あーあ・・・。 |
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