ワ ス レ ル タ メ ニ

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2003年10月22日(水) 距離をおいて16日目

16日。

昨晩遅く

彼から電話があった。

久々の彼の声に緊張した。

いろいろ話しているうちに。

彼のことが大好きなこと。

残念ながら。

彼にとって私は今は必要がないこと。

強く実感した。

電話中彼は自分の勝手さを泣いていた。

彼が泣くのは初めてだ。

そこまで私が追い詰めていたことに。

私は気づかなかった。

彼は待つという私に

待たなくていいといった。

んじゃ別れるの?と聞くと

正直すっぱり別れることもできないと言った。

嫌いになったわけではない。

ただ今は自分のことでいっぱいだからと言っていた。

別れる気持ちがないことに安心する一方。

まったくわからない未来に不安になった。




 
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