毒茄子
レガお君



 小樽へ遠足

結局雪は増えず。

午後からは降るらしいけど
だからって今日中に状態が
劇的に変わるわけもないので
電車で出かけて小樽観光。
ホテルのフロントで
時刻表をもらって計画を練って
タクシーも呼んでもらう。

タクシーの運転手は
小太りの小さなおじさんで
ホテルのエントランスを出て
ガリガリの氷の上に降りた途端
見事にツルリ。
転ぶまいとして慌ててる姿が
見事なまでにペンギンで笑う。

最寄の駅である倶知安から小樽まで
特急に乗って1時間ちょい。
遠足にはちょうどいい距離。
時刻表は田舎にありがちな
1時間に1本以下という
シブシブな内容だけどまぁいいか。

そして北海道は駅のホームに
普通に自動車が上がってる。
カローラに、サーフにインプレッサ。
駅員がガレージ代わりにしてるのか?

特急は3両でもガラガラ。
特急料金は1000円プラスだけど
たった1000円で椅子がフカフカで
各席にディスプレイもついてる。
で、そこで電車の前のカメラからの
走行映像が見られる。電車でゴー。

窓から見る景色もやっぱり雪不足。
山肌が黒々してたり
下草がボウボウに覗いてたり。
この電車で札幌からスキーに来る人も
いるみたいだけど、この景色を見て
さて、何を思うか。

高校教師は修学旅行の引率で
小樽に来たことがあるらしく
あちこち案内してくれる。
ゲレンデに十分な雪はなくても
小樽の街中には
雪景色に見える程度の雪はあって
何とも素敵な感じ。

有名な運河沿いを歩いて
港の方へ行ってみて
止せばいいのに
しょうもない事を思い出す。
「美空ひばりの歌にある
港町13番町って、小樽?」

この歌は椎名林檎がカバーした歌で
小樽には港町という地名がある。
本当に13番町があるならば
林檎ファンとしては行っておかねば。
という事で探してみるんだけど
歩けど歩けど見つからない。
2番町からかなり歩いて7番町を見つけ
その倍の距離を歩くんだと思ったら
さすがに嫌になって13番町探しは終了。

そのまま古い町並へ入って
ガラス工芸とかお土産を見て回る。
キレイなガラスが入った
ピアスとネックレスをお揃いで購入。
さらに美味しいお菓子の試食に励む。

あちこちで毛ガニや大きな新巻がいて
北海道気分を満喫。
うろうろしてると雪がちらついて
これまた情緒満点、小樽行きは成功。

昼はお寿司を食べる。
昼間っから小樽ビールで
とても貴重だという、シメてない
美味しい鯖の刺身も初挑戦。
おなかも舌もご満悦なのに
お値段もリーズナブルで最高。
帰りに日銀の博物館にも行ってみる。
石造りの建物でなかなか素敵。

約半日だけど小樽観光のメインは制覇。
滑って食べて飲んで観光して
なんだかんだ言いながら
結構盛りだくさんで贅沢に遊んでる。
帰りは面白いから在来線に乗ってみる。
特急と違って地元の人たちの足だから
生活臭があって面白い。

大人は車内を走ってる子に
普通に相手になったりお菓子をあげて
その子の親も普通に
お菓子のお礼を言って
さらにお返しのおやつが出たりする。

都会の子供は電車の中なんて走れないし
走ったところで叱られるか
迷惑そうに無視されるぐらいで
知らない人からおやつを貰うなんて
結構不気味な感じで信じられない。
古き良き時代の雰囲気。

天気予報どおりに夕方から雨。
倶知安に帰り着くころには
かなりのみぞれになってて
これなら山は雪が期待できる。
ほんの10分ぐらいで道が白くなってて
これぞ北海道の本領発揮。
倶知安からナイト号でひらふへ帰るのに
どんどん雪が深くなっていく。

顔がにやける。
明日は最終日だから滑れるのは午前中。
これだけ降ればとりあえず朝一番には
フカフカの雪に出会えるはず。
気温が上がったとしても
午前中は何とかなるはず。

高校教師に北海道の素晴らしさを
延々説いてた私にしたら明日の朝の雪で
何としても本州との違いは
実感して帰ってもらいたい。
という事で連日の飲んだくれ生活が
今夜はさっさと寝て
明日はリフトのオープン待ちだ。

頭の中はすでにフカフカ。

2003年12月25日(木)
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