毒茄子
レガお君



 私の10年

最近は毎朝車がガチガチ。

プライベートでバタバタしてるけど
お仕事も実は大変。
先週から入試週間に突入。
職員室は部外者立ち入り禁止。
各学科順番に試験をしていくんだけど
ある日、朝っぱらから
電車に飛び込んだバカがいて延着の嵐。
受験生からの電話がジャンジャン鳴る。

こういうアクシデントに
高校生は対応が難しいらしく
中には高校の進路指導の先生が
うちへ電話してきたりする。
さらに県外からの受験生が
「今○○駅なんですけど
タクシー乗ったほうがいいですか?」
「距離は50キロ以上ありますから
やめたほうがいいと思います。」
土地勘ないのは大変。

もう、死ぬのは勝手だけど
日を考えろよ。
一昔前、私がある学校を受験した日も
雪で電車が遅れた。
で、試験開始時間がが1時間ぐらい
遅れたんだったっけ。

その時は「あら、そう」という感じで
のんびり待ってたけど学校側は大変。
スケジュールの組み直しとか
それでも間に合わない人の対応とか
色々考えなくちゃならない。
立場が変わって裏が見えると中々面白い。

試験が遅れた時、何を思ったか
私は寝てた記憶がある。
たいていの人が最後の追い込みとばかり
時間を惜しんで本を見てるのに
なぜか私と友達は居眠ってた。
もちろん第一志望校ではなかったけど。

高校生は制服で受験するから
着てるもので学校名がわかるんだけど
どっちかと言えばヤンキー高校だった
うちの制服を着て堂々と居眠ってた私は
若かったとはいえバカだったなぁと。

学区トップ校の制服を着た子は
参考書を見てたし、その参考書も
私たちが使ってるのとは
難しさのレベルが違うものだった。
受験人口が少なくなってる今の子達にも
そういうランク付けは
明らかにあるんだろうな。

試験期間に入ってからというもの
早朝から校門周囲に
予備校関係者と思しき人が出現。
で、受験に来た学生にビラを配る。
今日私が手に入れた物には
「リベンジ講習」なる文字が躍ってて
今から試験だという学生に
落ちたときの受講を勧めてる。

まぁ、こんな事でイライラしてちゃ
予備校の思惑どおり
リベンジ講習生になっちゃうんだけど
気分はだいぶ悪いわな。
商魂は容赦ない。
みんな通る道だとはいえ
受験なんて二度と御免こうむる。

私も10年前の今頃、
うちの学校も受験したけど
10年後に前で試験監督してるなんて
その時は想像もしなかった。
今、毎日試験受けてる子達と
いつか一緒に仕事をする事も
もしかしたらあるのかもしれない。
この先10年、私はどうなっていくのか。

結構、夢のある話。

2004年01月20日(火)
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