毒茄子
レガお君



 実家デビュー

本日は高校教師の実家へ。

いちど顔合わせは済んでるから
緊張はマシと言えばマシなんだけど
大仕事なのには変わりなし。
夕食をご馳走になる予定で
ドライブがてら出かけるのも
早く着きすぎてもお手伝いやら
話題やらが大変。遅いのは論外だし。

奴からの写メールで部分を見てた家は
古い日本家屋で平屋建てという
なかなか私が好きな感じ。
居間に通されて高校教師と並んで座る。
で、母上が座って話し出したと思ったら
いきなり結納の話。

一旦は「二人の好きなように」という事で
超・略式の顔合わせ食事会で
婚約の式は終了の予定だった。
が、本音はそうは行かないらしく
今回改めてのお話。

何でも秋に高校教師のお姉さんが嫁いで
その時に結納はナシで式も略式。
新居は一戸建てを新築したんだけど
今度はクローゼットもたっぷりあるので
「たんすのひとつも買わせてくれなかった」
というのが母上の心残りらしい。

さらに、「やっぱり娘が嫁ぐというのは
本当に寂しいもので、
レガおさんのお母さんの心中を思えば
やはり出来るだけの事はさせて頂きたい」
ともおっしゃる。

まいったなー。うちはマジでドライな親子。
嫁に行って清々するぐらいなのに。
高校教師の父上も同じような事を言って
以前は「好きなように」って言ってたのに
「結納はさせて頂きたい」って
はっきり希望を述べられる。

高校教師の両親にしたら
うちの両親が私を嫁にやるのを
寂しがると思い込んでるし
うちが本当はちゃんと結納をしたいのに
遠慮して言い出せないんじゃないかという
心配もしてくれてるみたい。
逆に「結納ぐらいきちんとやれるぞ」という
面子も絡んでるみたいだから話がややこしい。
うちは本当にドライなんだってば。

話が堂々巡るので一旦は
「家へ帰って相談させて頂きます」と
お返事してその場を収める。
曲がりなりにも話題には困らず
お夕食の時間となる。

メニューは牡蠣ごはん。
鍋とかかなと思いきやお味噌汁に
お造りに焼き物と
見事に献立を組んで下さってた。
お味噌汁のダシの話になって
母上は30年以上、味噌汁のダシは
きちんと煮干でとってるとの事。
うちの味噌汁は1週間に1〜2日で
もちろんダシ入り味噌。
我が母上は仕事命。

秋に煮干4キロ1年分を買って
それで一家の料理をする。
煮干でとったダシはカルシウム満点で
みんなデカいのはそのせいか?
「おいしいものは
外で食べて来たらいいから
家では身体にいい物を食べて欲しいの」
という母上はずっと専業主婦だけど
そうやって地道に家族の健康を
自分の手で作っていくなんて
奥が深くてステキな事だと思った。

おなかが一杯になって撤収。
で、高校教師宅に帰ってすぐ
うちの親に電話で相談。
「○○家としてはきちんと
結納をしたいって言われてんけど」
「えー!」隣の高校教師に丸聞こえ。
が、そのおかげで本当にうちが
略式で良いと思ってることが
十分に伝わった模様。

私も含めてうちの家は
建前の裏を読むのが苦手。
「本当は色々思ってるのに黙ってて
それを察して欲しそうな人」は
ややこしいので知らん振りしたい。
が、高校教師宅はそうではないみたいで
この先も複雑なやり取りがありそう。

ただ、高校教師も建前が苦手で
「言いたいことがあるならハッキリ言え」
という考え方。
だから今日でも父上が「結納をしたい」
ってはっきり言わなかったら
そのまま知らん振りしてやろうと
内心で思ってたらしい。
とりあえずこちら二人のタイプが一緒なら
まだ話はシンプル。

先は長い。


2004年02月07日(土)
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