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■ 懲りない傲慢娘
また一週間が終了。
毎日天気だけは爽やかで良い。 昨日基礎体温が下がったと思ったら 見事に生理が来てお腹が痛い。 病棟は日に日にクーラーが強まって 業務で走り回ってるスタッフは汗だく。 じっとレポートとにらめっこしてる私は スタッフ用温度のエアコンで凍える。 腹痛増強。
まじめに嫁入り準備をという事で 明日は母親と台所用品の買い物。 母親は娘が生まれた時から 「嫁に出す時は鍋を一式揃えてやろう」 と思ってたらしく カタログを集めてた。 カタログよ、日の目を見られて良かったな。
娘の料理の腕前は無視した ハイスペック鍋の数々。 おでんも作れる大鍋と カレー鍋と圧力鍋とフライパンと 広鍋と片手鍋と小鍋の7点で どうやらユキチ20人超えるらしい。 ひゃー、自己満足〜。 おでんとカレーは高校教師の仕事だから 奴にいい鍋で美味しいのを作ってもらおう。
ついでに食器の買い物が出来るよう 家中の物置を開けて食器探し。 出るわ出るわ今までの引き出物に 銀行やお店の粗品の数々。 結局保存用タッパーからお盆に至るまで たいていのモノは揃ってる。 無駄に多いのはワイングラスで 自分の式の引き出物には 出してはいけないと実感する。
その次に無駄なのは 2客セットのカップ&ソーサーで これも何セットも出てくる。 閉口したのは銀行の粗品。 大丸とそごうという 違うデパートの包装で大きさは一緒。 中身を開けたら同じ柄のお皿。
それが大丸3箱そごう2箱で 全部で5箱あって同じ皿が計10枚。 まぁ両方のデパートと取引があるから そういう事になってるんだろうけど デパートで出すにはあまりにも 垢抜けないデザインの皿だったりする。 それが10枚も。いらんな。
母親は物置の整理が出来るから あれもこれも持たせたがる。 が、いらないモノはいらないので 趣味に合わない皿はまた物置へ。 これはいつか妹が嫁に行くときに また引っ張り出されて でも「いらん」って言われそうな。
色んな思いはあるにせよ 母と娘で嫁入りの荷造り。 「秋桜」のような世界にはほど遠いけど やってみればいつものような喧嘩もせず きゃあきゃあと過ぎていく。
母親にしたらこういうのは 痛い出費もありながら 楽しかったりするんだろうけど 娘が結婚するから そういう経験をできるのであるぞ。 このまま私が一人でのんびりしてたら 「娘に鍋を買う」という母親の夢は 一生宙ぶらりんなんだから。
「親に感謝しよう」というのも今は解る。 その一方で 娘にたんすを買いたがった高校教師の母など 色々と手伝いをさせてくれる 子がいる事にも感謝しようではないか。 それで親は自分の存在意義を 確かめることもあるのだから。
傲慢な事言ってみました。
2004年06月18日(金)
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