 |
 |
■■■
■■
■ 肩揉み
朝から緊張。
今日はうちの狭いリビングに 大人9人がひしめいて顔合わせ。 うち5人は170センチ近くあって 暑苦しいったらありゃしない。 座布団もグラスも面積も足りない。 みんなが来る前に高校教師と二人で 婚姻届を書く。 お約束どおり書き間違えて 2枚目が役に立つ。
いちおうお客を招いて ちゃんとお茶とお菓子を出して おもてなしの真似事をせねば。 うちの母親にしたら 私がそれをきちんとやってのけるか 心配でしょうがないらしい。 まぁリビングで奴のご両親と話すより 台所に立てこもって ゴソゴソしてるほうが気が楽。
皆様律儀に予定時刻の1時間前に到着。 予想外の出来事にてんてこ舞いで 客であるはずの自分の妹にお金を握らせ お茶を買いに行かせたりする。 妹、素直に働いてくれて感謝。
客が来る前にダイニングセットと 食器棚がやってきて 一段と「家」らしくなってきた。 食器棚が入るとタダでさえ狭いキッチンが まさに「ケモノ道」状態で 高校教師が入るとさらに圧迫感あり。 その状態で大人9人。 さすがに窮屈で婚姻届の証人欄に ハンコをもらってさっさと食事に行く。
食事はつつがなく終わって みなさんにさっさと撤収していただいて 後は奴と水入らず。 出来上がった婚姻届をしげしげと眺めて 本当にこれで大丈夫なのか 何度も何度も見返す。
夕方からまた荷物を片付け始めるのに 思うように進まないからまたイライラする。 さすがに今日は奴もゲームはしないけど ごろーんと横になってTV見てると 「動けよ」とちょっと不機嫌になる私。 ごはんを作るのが嫌で ラーメンを食べに行く事にする。
お互い不機嫌なまま黙々と店まで歩く途中 信号で止まった時になぜか いきなり奴が肩を揉んでくれる。 イライラがふっと途切れて涙が出る。 たいてい何かあれば奴が不機嫌になって 黙ってしまって私がオロオロするんだけど 奴なりに私に合わせようともしてくれてる。 どうしても他人を自分のペースで 動かそうとしがちな私のクセも うまくかわしてくれてるのかもしれない。
お互い独身最後の夜で 奴は遅くまで起きてる。 寝ぇへんの?って聞いても生返事で まぁ色々思うところもあるかもしれないから ここは放置で先に寝る。
休みも残り少ない。
2004年08月15日(日)
|
|
 |