鳩親のムスメ
 たえ



 
王子喪失ギワク


とあるMy登録させてもらってる日記で。
「くるりの新曲はシングルの方が好き」て書き込みがあり。
大きく頷いて投票した今日この頃。
とても好きな日記です。毎日チェキラな今日この頃。


お月が出てる間、ちと気になってたこと。
我が友人に、
以前ヒト悶着あった例の友人に、彼氏が出来た。
ヒト悶着あったけど、一番の友達なので。
大事な大事な友人なので。
喜ばしいこと。ウン、喜ばしい。

写メィルが届く。
ハテサテどんな顔?男前?

王子に、クリソツでした。

無表情に、タバコをくわえたその写メィルは、
見れば見るほど王子でした。


ウソだろぉ??


ヒトコト言っておきますが。
ワタシにとって王子とは。
エレカシの宮本を拝んでキャイキャイ言うのと、
同じような存在でした。てか今もそう。

2年前、ジムに通いだしてから。
ズゥと顔付き合わせてて。
なぁんの進展も無く、最近ようやく挨拶交わすようになった。
本当に、それだけの存在で。


なのに写メィルを見て。
ちぃとビックリ→ショックな心境だったお月様の日々。
王子が、実はメッチャ身近なおかっぴきだった?

現実。
そんな単語を、反芻してみた。

ワタシは。
周りの全ての存在を。

宮本を見るように。佐藤浩市を見るように。

全て全てスベテ。
架空の物に置き換えて。
フィクションに置き換えて見てきた。

写メィルで気づかされた。
生身である筈のそれを、フィクション仕立てにしてた自分。
それに振り回されちゃってる自分。


ハヒン



今日、ジムへ向かう。
真相を確かめるべく。


走る。
「図鑑」を聴きながら走る。

王子登場。
空きの無いマシンを一瞥して静々と空きを待つ王子。


別人でした。
確定は出来んけど、写メィルオトコとは違う。
自分の中で、決着はつきました。


走り終えて、マシンから降りる。
王子が、待ってましたとコチラへ歩み寄る。

「コンニチハ」

同時に、交わした挨拶。


ただそれだけの出来事。
それだけで充分。

ワタシは帰る。
王子は走る。

今までもこれからも。


実際に見て。挨拶して。


今日のワタシの現実。意味のある現実。
そして思う。


現実のが、ずぅと楽しい。


苦しいけど痛いけどココロボソイけど。
楽しい。
楽しいはず。
楽しい。絶対にさ!


王子は王子だった。


ただそれを確認することも現実。
ショボイなぁと思うけど。
ただフィクションをノンフィクションとして受け止めたいと。
強く思った今日なのであった。


オレは現実のがいい。


2002年05月29日(水)
first new 電信


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