擬似恋愛。

忘れてたわけじゃない。
ただ、普通に、あなたを愛してたかった。

『擬似恋愛』

言葉にしたら、何だか恋の真似事みたいで。
子供みたい。可笑しい。笑っちゃう。
全部、笑い飛ばせたらいいのに。
言葉と一緒に、この想いも。
だけど、この気持ちはそんなに軽いものじゃなくて。

『擬似恋愛』

言葉にしたら、酷く哀しい想いのようで。
永遠に叶うことは無いんだって、思い知らされる。


忘れてたわけじゃないの。
ただ、忘れたかった。

それでもあたしは、あなたが好きなんです。
2003年02月05日(水)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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