メモリー。

1ヶ月ぶり位に、幼馴染に会ってきた。
好きな友達の中で、一番古い付き合いの友達。
顔見ただけで安心しちゃうよな、そんな友達。

「久しぶりー!」
チョット変わってたけど、すぐ解った。
相変わらずかわいくて、羨ましいなぁ(苦笑)
でも、髪の毛がどんぐりみたい、、、
思いっきり笑ったら、怒ったよーな顔して笑った。
ここ何日間の棘々しい気持ちが、まぁるくなってく。

ゴハン食べに行って、閉店間際のショッピング。
下らない事、いっぱい話した。
いっぱい笑った。
凍ってたあたしの心が、ゆっくり溶けてく。

夜中、2人でずーっと寂しいって言ってた。
なーんだ、みんな、同じよーな事考えてるんじゃない。
そう思って、少しだけ笑った。

終わった恋の話をして。
後悔してる恋、傷ついた恋、傷つけた恋、
色んな想いを抱えてたね、って哀しそうに笑った。

今、好きな人がいるんだって、言えなかった。
片思いしてるって、言わなかった。

終わった恋にしがみつく事程、見苦しいものはないね。
想い切ったなら、もう忘れなくちゃ。
新しい恋、するんだ。
うーんとハッピーになれる恋。
抱き締めて、キスして貰うんだ。
一緒に笑って、同じ思い出を沢山作るの。
その人を何よりも大切にするの。
本当に幸せになる為に、忘れるの。
もう、決めたんだから。



、、、でも、でも、どうしてかな?
あなたと会った思い出の場所では、あなたの事ばっかり。
大嫌いになった筈なのに、あなたの事ばっかり。
不思議な位、優しい気持ちになるよ。
誰にも気づかれない様に、独りで泣いた。

ねぇ、もう、どうしよう。
好きなの。
だからもう、やめたい。
信じられないの。
寂しいの。
苦しいの。
独りは嫌なの。
だからもう、忘れるの。
決めたのに。
そう、決めた筈なのに。
2003年04月15日(火)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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