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■ 息子の話だけど
反抗期なんだか知らんけど、口げんかになるとけっこうな迫力。 さすがに椅子なげたり物投げたり、蹴り入れたりはしないが。 そして登校拒否。
担任と合わないっていうか、実は。 ヘルパーの訪問先に、息子と同学年の同じ中学の女の子がいる。 「A君(息子)学校来てないよね」 「うん〜、担任といろいろね〜」 「あの先生、部活の顧問だけど・・・ひいきすごいよ」 「え、そうなの?真面目で熱心な先生に見えるけど」 彼女は鼻で笑う。 「親にはそうみたいね」
ませた子だが、女の子ってのはけっこうするどい。 息子は担任に「だらしなくてやる気がない」の烙印を押された。 が、フリースクールをやってる先生(?なのかな?)は「個性ですから」と流してくれてる。 修学旅行に行かなかった息子に、クラスからと担任がお土産(お菓子)を持ってきた。 今までだったら家で速攻あけて食べるが、息子が言った。 「これ、明日フリースクールのみんなにわけていいかな」 「いいよ」と私。 フリースクールでは確かな絆を作ってるらしい。
ときどき届く、写真入りのフリースクールのお知らせでは、息子が楽しそうに行事に参加しているのがわかる。
いいじゃないか、登校拒否でもと思ってる。 引きこもってるわけではなく、フリースクールで集団生活を学び、終わると友達の家に直行。
でも私はときどき、息子の学年のジャージ姿の同じ学校の中学生を見るたび「息子の義務教育の権利を奪ったのは、あんただ!」と腹がたつ。 先生にもクラスメートにも。
その息子は最近野球中継にはまってる。 北海道日本ハムの試合を、今も見てる。 「馬鹿だな〜、なんでピッチャー変えるんだよ〜」 ず・ず・ず・ーーっ!!((((((((((ノ_ _)ノ ま、まあいいか〜。 反抗期を見せて母を脅しながら、案外能天気な息子。
そんなわけで、母はあまり心配しないことにした。
2004年05月25日(火)
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