非日常的日常
nao



 こちらは運動会

市内の小学校の運動会だ。
娘(高校生のくせに)母校に見学に行った。
「いや〜、リレーはドラマだわ〜」
6年の男子でものすごく足の速い子がいて、びりだったのがごぼう抜きしたらしい。

「でももう知ってる先生はいなくて、用務員さんだけだった〜」
その用務員さんも、来年は退職だそうだ。
息子はまだいろんなことがあって、小学校はいいとしても学校と名のつくものはだめらしい。

思えば小学校のK先生、Y先生はとても良い先生で、離婚後なんか息子は思わず「お父さん」と呼んじゃったらしい。
卒業してしばらく、道で会うと私にも挨拶してくれたK先生。
転勤で移動になってしまい寂しい。

そういえば若くして亡くなった先生もいた。
ドラえもんのきぐるみで運動会を盛り上げ、担任してない子供たちにも人気で若くて優しかったO先生。

小学校の思い出は、私の思い出でもある。
子供を通して自分の小学校時代を追体験したのだから。

6月6日、私が5年生のときも運動会だった。
その日、放送がかかり呼び出され「すぐ家に帰るように」
祖母が亡くなった運動会の日でもあった。
奇しくも今年も、6月6日が小学校の運動会だ。

2004年06月06日(日)
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