非日常的日常
nao



 足が悪いのに、足だけゆっくりお風呂

案の定、お風呂を出たら足がふにゃふにゃしている。
情けないものだ。


横になって目をつぶっていると、目の前が見えることがある。
ただし今そこにあるものではない。
はっきりと道路が見え、木々の間を道が続いていて、ゆっくりと前がひらけていく。

人の顔だったこともある。
半分後ろを向いた女性が、そのまま完全に後ろ向きになり後頭部しかみえない。
あれ、動かないと思ったら、下にさがりまた頭が上がって、今度は一周して反対側の顔が見えてくる。

鼻が見えた時点で目をあけた。
顔見るのが怖くて。



目を閉じていても見える、あのリアルな景色はなんだろう。
そしてコマ送りのようなスピードでゆっくり進行していく。

2008年01月28日(月)
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