次の成功は始まっている。ジャイアンツは最悪の年であったが原監督就任や、ベテラン選手の引退・放出であらたな道を歩み始めている。何でも、最悪の時に、既に次の成功の芽が出ており、また逆に、大成功した時に、成功体験への埋没による衰退が始まっている。要は、その流れに乗って、チャンスを掴めるかどうかだ。人間の能力に、さほど差はない。(司馬遼太郎には、チンパンジーと人間の遺伝子の差が本当に わずかである、ということを引用していた)。差があるとすれば、「時を見る」に秀でているか否か、だ。