12月にしてこの寒さは耐えられない。 この土日はほとんど外に出なかった。 さっき、なんとか思い切ってテニススクール へ行った。体、なまりまくってる。
さて、今度の1月で40歳になる。 といって、特別な感慨もない。
だが最近、明らかに1年前と変わってきた 事がある。あきらかに酒を飲まなくなった。 この3ヶ月で夜を外食したのは3回。
当然浪費癖もなくなった。
旨いもの食ったり、美人に囲まれたり いいスーツ着たりっていうことに あまり高揚感を感じなくなってきた。
たいていのことはやり尽くしたというか、 快楽の先にあるのは「空虚な感覚」。
もともと、人生に大した価値も見出せていなかった 自分が、「刹那的な享楽」に逃げていたようでもある。
今自分が心がけているのは 「謙虚な心」と「人に喜ばれることをする」こと。
2つとも死語に近いような世相だが、 結構重要だと思う。
人のことを中傷したり、会社に文句を 言ったり、インターネットやTVでそういう 場面によく出会うが、「そういう自分は そんなにえらいのか」と自省すること が欠けているのではないか。
あと、「人に喜ばれること」。
「金」は多くのことを解決するだいじな 手段だが、「金」で何でもできる訳では ない。逆に「金」を手に入れた人間が 「金」で解決できる事にしか、力を注がなかったら 寂しいことだと思う。きっと人にこう言われる。
「金さえあればおれにでもできる」って。
「人によろこばれること」に価値を見出しているのは スポーツ選手によくあることで、いいプレーをして 観客に喜ばれて、たくさんお客さんが来て 自分の収入も上がる。逆に衰えた者、努力がたりないものは 淘汰される。
最近の企業不祥事などを見ると 特に経営者が、緊張感や謙虚な心をなくし 「人によろこばれて」初めて商売が成り立つって ことや、成功者も努力を怠れば失墜するという こころ構えがないように感じる。
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