笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

彷徨い踊りて地を蹴り上げろ - 2002年03月06日(水)

午後11時。
夜勤明けの身にそろそろ夜の帳が訪れていい頃なのに
僕の心は踊っている。
いや震えているのか。
明日はライブだ。
僕の震えには2つある気がする。
1つは、明日ライブハウスに行くと何故か閉まっていて
何時になっても開かない。
寒い中やってきたお客様をなだめて、謝って、叩かれて
行き場のない青梅街道をひたすら新宿に向かって歩く紙一重の妄想みたいなもの
もう1つは、好奇の目で伺う若人たちの視線が心を突き抜けて放り投げて
自己破壊の世界に突入している姿か。
どっちにしろまた虚構の世界が出現して勝手にどんちゃん騒ぎをしている。
落ち着かない。
喉が張り裂けようが、爪が剥けようが知ったこっちゃないことなのである。
僕には。
明日は虚構の世界をぶっ壊さなければならないのである。
僕の脳の中に煌煌と流るる大河をあなたの脳へと濁流になって
お届けしなきゃならんのです。




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ありしの君へ  未だ見ぬ君へ

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