命。
今日電車に乗ってたら。
目の前にすやすやと眠る子供の姿がありました。
お父さんのひざの上に頭をちょんとのせて。
お母さんのひざの上には足をのっけて。
静かに走る電車はハンモック。
なんともかわいらしい寝姿に思わず口元がゆるんでしまいました。
きっと幸せな夢を見ていたんだろうなぁ……
ここ二〜三日のうちに幼い命がたてつづけに奪われてしまっただけに、とても貴重な場面に遭遇したのだと思います。
私にはまだ子供がいないので、子供を育てるということがどういうことなのかはっきりとしたことは言えません。
でも、甥っ子や友達の子供と一緒に遊んだりする中で感じるのは、子供はとてもまっさらだということ。
善も悪も関係なしに言葉や感情をぶつけているんだな、ということです。
だから天使にも悪魔にもなれる。
大袈裟ですが、怪獣や宇宙人にもなれるんですよね。
世の中のお父さんお母さんはとても大変な思いをしているんだろうなぁと思います。
それでもどこかで幸せを感じているからこそ、子供と一緒に過ごすことができるのかな、とも思います。
己の遺伝子を継ぐ唯一の存在。
それを失った悲しみは計り知れないもの。
どうかこんな事件が繰り返されることがないと祈りつつ……
2008年09月22日(月)
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