部長motoいっぺい
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2002年03月07日(木) ホテルに缶詰め

締め切り間近の作家が、ホテルに缶詰めになるという話を聞いたことがある。
僕も実はホテルに缶詰めになったことがある。
むろん、僕は普通の会社員であり作家先生ではない。

缶詰めになったのは、今からさかのぼること約4年前。会社の出張でのことだ。
僕はある国際会議に出席をするため、フロリダ州オーランドのとあるホテルを訪れていた。

宿泊もそのホテル。

朝食もそのホテル。

昼食もそのホテル・・・


















夕食もそのホテル。(血反吐)







ホテルへは空港からレンタカーではなくホテルのトランスポーテーションを使って入ったため、外出しようにも自由が利かない。歩いて外へ出ようにも、歩いていける範囲に何も無い・・・(涙)

ホテルの窓から遠くディズニーワールドがかすんで見えるが、歩いていくのは自殺行為といえた。

というわけで、僕は米国随一のリゾートであるフロリダのホテルで、3泊4日缶詰めになったのであった。



なぜこの忌まわしい記憶を呼び起こしたかと言えば、赴任直後の家族の状態が、ほぼこれに近いものがあったからだ。





















ホテル暮らし♪






一見ハイソな響きがするこの言葉も、実際やってみると結構大変なものであることが良く分かる。
特に子供がいると、ホテルで一日過ごすのは

修行といっても過言ではない。


ホテルは赴任先のダウンタウンにあったが、周り(歩いていける範囲)に子供をつれて観光する場所は、唯一小さな遊園地のみであり、一回行けばもう充分なほどであった。また何回も遊園地に行って乗り物にのるのは子供の教育上良くない。(別名:銭がかかる)


毎日仕事を定時に切り上げ、ホテルに直行したのだが、ホテル暮らしのストレスと時差から来る疲労により嫁の機嫌は芳しくなかった。

そこで僕たち夫婦は話し合いをし、朝僕が会社に行く途中に、何も無い新居に家族を連れて行き、帰りにピックアップすることにした。

これにより、嫁のストレスが随分と緩和されたと思う。

ホテルと自宅とで環境が大きく異なるところは、

子供がある程度騒いでも気を遣わなくて良いところと



















床に横になれること。
↑マジで影響大