部長motoいっぺい
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2002年03月29日(金) フィッシングツアー(その1)

この話は、まずは赴任前にさかのぼる。

内示が出たあと間もなく、駐在1号から会社に国際電話があった。
一通り赴任関係の話をした後、駐在1号はいきなり、


「ところで駐在2号君、君は釣りはやったことある?」

「いいえ、全く経験ありませんが・・」

「君たちが赴任してすぐに、○○社主宰のフィッシングツアーがあるんだよ」

「はぁ」

「いきなりで悪いんだけど、いろいろな所から人が集まるんで、出てくれない?」

「ええ構いませんが、どこへ行くんですか?」



















「二泊三日カナダの離れ小島への旅」(笑)


















というわけで、赴任後一ヶ月も経たないうちに、英語の話せない家族を残してカナダに行かねばならなくなった。


その離れ小島へはまずは飛行機で近くの空港まで行き、そこからヘリコプターに乗りかえて向かうという。

僕はそれまでヘリコプターに乗ったことがなかった。
乗る機会がなかったというのがその理由であるが、それ以外にもヘリコプターが怖いという気持ちも大きかった。

だって、飛行機はエンジンが止まっても滑空できるけど、ヘリコプターはそうはいかないじゃないですか。
↑正確にはオートローテーションという、エンジンが止まったときの降下方法があるらしいが、僕は信じない<キッパリ


とはいうものの、僕だけヘリコプターに乗らないわけにも行かず、ヘリの待合室にて説明を受けた。
一通りの説明を受けた後、何チームかに分かれてヘリコプターに乗り込むことになった。

すると、ヘリの係員が


「Mr. 駐在2号は、Co-Pilotね」

はぁ??Co-Pilotって副操縦士のことだろ?俺が操縦できるわけないじゃん!

「No, No! I'm not a pilot!」

と抗議したところ、




















一同大爆笑

↑単にパイロットの横の席に座れということだった(超恥)